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zoom RSS 観劇日誌:劇団鋼鉄村松『二手目8七飛車成り戦法』

<<   作成日時 : 2011/12/06 22:54   >>

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2011年12月3日(土) その4

両国駅18:10、急がねば 総武線に乗った私は、お茶の水で中央線快速に乗り換え、四谷新宿速い々々 そして中野から三鷹までは各駅に…止まらず、荻窪へ

おおっ! 引っかかった〜!

おのれ、中央線 今日は休日ダイヤなんだったら、「今日は休日ダイヤだから、気をつけてね」って言ってくれればいいじゃないかっ!

仕方なく、荻窪から戻って阿佐ヶ谷へ到着。

北口駅前のイトーヨーカドーで差し入れのお酒を買い、のし紙を貼る。何を隠そう、私は「東京あたふた専用のし紙」を用意してあるのでした。

じゃんっ

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そしてアーケードを抜け、突き当たりを左、かな?(地図を見る)あ、こっちじゃなかった

もう、どうして先に地図を見ないんだっ! 来た道を急いで戻り、今度はガード脇の飲屋街へ入り、曲がって曲がって曲がって、どうにかザムザ阿佐ヶ谷へ 時計を見ると、18:57

間に合った〜

ほっとして入り口をくぐると、そこは…映画館のロビーだった

うぉお〜 またしても引っかかった〜

芝居小屋は地下でした。慌てて階段を下りると、そこは満員 座れず待っているお客さんが列をなし、もぎりの方々が席を作りながら順に案内していました。

劇場内は熱気ムンムン。コートと靴を脱いで待っていると、ようやく私の番に。そして通された先は…前から3列目、どセンター! よ、よろしいんでしょうか、わたくしが? ま、空いてたんだから、いいか。

というわけで、ようやく準備が整いました。普段は書いていませんが、私はいつもいつも、こうした数々のアクシデントを乗り越えて劇場に駆けつけているのでした。

       *  *  *  *  *

観劇日誌 劇団鋼鉄村松
『二手目8七飛車成り戦法』
作・演出:ボス村松 於:ザムザ阿佐ヶ谷(阿佐ヶ谷)

過去にもご紹介しておりますが、先の『極彩夢譚』で大変お世話になった劇団鋼鉄村松の最新作、あたふたレギュラー客演の一人、岩井さんが出演されるということもあり、行ってまいりました。

<本当に将棋してました>
今回は将棋を題材にした芝居ということで、以前、

    「舞台でフツーに対局しちゃうんですか?」
岩井さん 「舞台でフツーに対局してるよ。」

と聞き、そんなちんまい世界を見せて、芝居が成立するのかしらん、と不思議に思っていたのですが、舞台ではすでに客入れ中から2人の棋士が対局しているじゃありませんか!?

「本当に対局しちゃうんだ〜」

と驚きを新たにしましたが、さすがに見せ方を工夫していて、正面奥のパネルにはテレビの将棋番組で見るような大きな将棋盤があり、まさに将棋番組の体裁で駒を動かし、展開を客に見せます(ケータイの指し手案内サービスという設定でも使っていました)。

さらに、その上部と上手パネルにモニター画面があり、控え室でテレビ中継を見ているという体で使用。とにかく、勝負の展開が客に分かるようになっています(もっとも、将棋のルールを知らない人は、チンプンカンプンだと思いますが)。

また、シーン構成も、主人公と名人コブラ(ベスムラマツさん)の対局を軸にしつつ、控え室でダベっている(?)他の棋士たち、工事現場からケータイで対局をチェックしているおじさん(ボス村松さん)、仮想未来世界(『ターミネーター』よろしく、コンピュータと人間が将棋で戦っている世界)など、次々とシーンを展開させながら、棋士たちの生態を描いていきます。

ハチクロニクル』もそうでしたが、ボス村松さんの作品は、全体にまったりとしていながら、役者の技術と、どこへ向かうか分からない展開の多様さとで、客を惹きつけていると思いました。何とも不思議な世界です。

ラストは、名人コブラに負けた主人公・ザキヤマ君が、その名人コブラと渡辺(渡なーべ?)竜王との対局をテレビで見て復活するシーンなのですが、私、モニターに映される対局にフツーに見入っておりました。

       *  *  *  *  *

なお、公演後にはトークショーがあり、対局の監修をされたという本職の棋士さんが登場、10分ほどでしたが楽しい話を聞かせていただきました。

そして、その後は、…やっぱり飲みますわな。
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岩井さん、終電に間に合ったかしらん。




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コメント(2件)

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えー!
舞台上で将棋ですか!
ルールをほんのちょこっとだけ知ってるだけに
観たかったなーと思うのでした。

ま、諦めが肝心肝心(笑)。
DANNY
2011/12/12 17:01
どもども、DANNY、コメントありがとう。
再演はどうかなぁ、演るかなぁ?
観る機会があったら、早めに劇場入りして前のほうの席をgetすべしっ。駒が見えないと、ストレス溜まるからね。私はとってもラッキーでした。

ちなみに、「二手目8七飛車成り戦法」は飛車がワープするという非現実的指し手で、ならず者ロボット棋士たちに支配されたルール無用の未来世界における戦法なのでした(この他、カードゲームの怪獣(?)が出て来て、駒を吸い取ったりもします。…たぶん、そういう理解でよかったと思うんだけど…)。
Qui-Ta
2011/12/13 00:54

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