座付き作家Qui-Taの『大山鳴動してカメ一匹』

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zoom RSS 『極彩夢譚』完全ガイドッ!(ストーリー編)

<<   作成日時 : 2011/10/23 23:24   >>

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2011年10月23日(日)

さて、本日は、『極彩夢譚』のあらすじ紹介です。

実は、今回の脚本、時代設定が1970年代、ヴェトナム戦争を背景としていることもあって、いやもう「知らん! 分からん! ややこしい!」など不評・不満の雨あられ、ついには「チンプンカンプン」とまで言われる始末(涙)。

そして、ある小屋入り1週間前の夜、1本の電話が…。

演出家  やっぱり、解説入れたほうがいいんじゃない?

と、当日パンフレットに、(脚本家の挨拶&内容紹介とは別に)作品解説&豆知識的なものを掲載すべし(=書け!)との要請が…。

ならばとワタクシ、ネタばれ覚悟!でとことん分かりやすい解説を書くことにしました。名づけて、「『極彩夢譚』完全ガイドッ」!(ストーリー編)

でもって、徹夜してどうにかこうにか書き上げたところ…

演出家  さすがに、バラし過ぎじゃない?

だって、「チンプンカンプン」って言うから ともかく、明日はもう小屋入り。書き直す時間はない…というわけで、結局ボツにしてしまいました。

まぁ、公演は終わったわけですから、もう出してもいいですよね。そんな経緯でもって、お蔵入り(のはずだった)ガイドの公表です。ではでは…

<あらすじ>
冒頭の地図、5章、7章、8章の位置はかなりテキトーです。何となく、雰囲気ということでご容赦くださいm(_ _)m

以下、章別内容紹介です。

第1章 東京
2011年。祖母の死後、住み慣れた東京・入谷の家を処分し、現在は埼玉・春日部のマンションに一人で暮らすヤヨイ(コンピュータ・プログラマー(失業中)、推定40歳前後)。
空港。彼女がめくるのは父・神崎の形見の手帳…目の前に浮かび上がる両親の別れのシーン。神崎の悲しいモノローグ、やがてアメリカでの思い出を語り始める母・ヴィクトリア(V.)、彼女の悲しみを理解できない神崎。
そしてヤヨイは今、ある思いを胸に、両親の足跡をたどる旅に出る。
「私は、あなたのもとに帰りたい。だから、行かなくちゃいけないの。」
☞豆知識

第2章 上海
手帳に残された手がかりを頼りに、両親の謎を握る人物・権藤を追って、ヤヨイは上海へ。しかし、訪れた裏通りの安アパートで出会ったのは「塀洲(ゔぇいしゅう)」の幻影に取り憑かれ、正気を失った老人だった。
それでも、手帳に導かれるように記憶を甦らせる権藤。
「お前に聞く覚悟があるのか? 呪われた男の物語を!」
そして舞台は1972年、ヴェトナム戦争さなかのサイゴンへ…。

第4章 サイゴン(現ホーチミン市)
1972年、アメリカに支援された南ヴェトナム(ヴェトナム共和国)の首都サイゴン。ここでアメリカの諜報員として任務に従事していたV. は、日本政府に招聘されながら逃亡を図っていた権藤を偶然に助ける。その権藤を追っていたのが、外務官僚として密命を受けていた神崎。市街戦のなか、束の間の再会を果たすV. と神崎。
一方、民族の統一と独立を目指す革命家・東風東風(こちとうふう/偽名)は、「将軍」「フェイ」と呼ばれる傭兵らの助けを借りつつ、顧問団(アメリカ軍)本部とアメリカ大使館を襲撃。
そして遭遇するV. と東風。いま、運命の糸がギリギリと巻かれ始める。 ☞豆知識

第5章 密林へ
大使館襲撃に失敗した東風は、山岳地帯のジャングルへ入り、一路北へと逃走する。それを追跡するV. と、今度はアメリカ側に雇われ、V. を助ける将軍とフェイ。3人は着実に東風を追い詰めながら、北側の補給ルート、通称「ホー・チミン・ルート」への潜入に成功する。
その頃、塀洲探索の密命を受ける神崎と権藤、そして案内役の地元民・チー・トゥーもまた、権藤の地図を手がかりに北ヴェトナム(ヴェトナム民主共和国)へと潜入する。
ある夜、チー・トゥーのもとへ現れる僧衣姿の東風。「お前のかたわらに、いつも美しい力がおわしますように」。一心に祈りを捧げるチー・トゥー。彼らの正体は? そして塀洲とは?
それぞれの思いを乗せて、物語はいよいよ佳境に! ☞豆知識

第7章 北爆
東風をあと一歩まで追い詰めるV. たち。しかし、彼女をアメリカ軍による絨毯爆撃が襲う。いわゆる北爆である。「そうか、始まったのよ。ラインバッカ―作戦が…」。尾根を越え、ラオス側へと逃げる3人。しかし、爆風に吹き飛ばされ行方不明となるフェイ、負傷する将軍、V. は独り尾根へと向かう。
一方、神崎たちもまた尾根を目指していた。しかし、3人は散り散りに。そこで再びめぐり会うV. と神崎。「V.! 日本へ帰ろう! ずっと言いたかったんだ。僕たちは、…僕たちは間違っていたんだよ!」
再会を約束し、それぞれの道を行く2人。しかし、神崎はチー・トゥーに、権藤は東風に襲われ…。
錯綜する8人の物語はついにV. と東風の対決へ、そして悲しみと慈しみのラストへ。☞豆知識

第8章 尾根
どうにか空爆を逃れた東風は、チー・トゥーの亡骸を丁寧に弔う。そこへ現れるV. 。対峙する2人。
「あなた、塀洲って知ってる? …いつか、誰かに聞いた話。13人の賢者が世界を支配する…」
「支配などしていない。守っているのだ。」「…そう。 私、やっと分かったわ。私の任務が何なのか。」
一か八かの勝負に出る東風、自制を失うV. 、そして…
「何か、言い遺すことはありますか?」「娘に、娘に会いたい…」
…姿を現すヤヨイ。これは、老僧・東風がヤヨイに語った母・V. の最期。ヤヨイの旅の終着点。
「私、…確かめなきゃ、確かめなきゃ、確かめなきゃって…」身を震わせるヤヨイ。
髪飾りをヤヨイに渡す東風。「いつも、あなたのそばに、美しい力がおわしますように」

第3章 転落、第6章 追跡、第9章 遭遇
さてさて、第7章で行方不明になったフェイはどこへ行ったかと言えば…。
爆風に吹き飛ばされ、深い穴に転落したフェイは、そこで真っ赤なワニに遭遇! <ヴェロニカ>と名づけられたそのワニを追跡するフェイは、やがて暗くて寒くて遠い場所へとたどり着く。そこでフェイが見たものは? それらが意味することは? そして、フェイの運命は? 
これは、フェイをめぐるもう一つの冒険譚であり、塀洲の謎に迫る鍵…かもしれない。


この後、用語解説が続くべきところですが、あまりにも長くなったため、別途に掲げることとしました。
よろしければ、そちらもご覧ください。

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